2016年04月04日

派遣元の三六協定を確認しましょう

 新年度あけましたが、人事総務ご担当者の皆様、忙しい年度末を無事乗り越えられたでしょうか?

障害者雇用納付金の常用労働者数事前報告や一般事業主行動計画の届出など、企業規模によっては年度末までに新たに届出が必要になった書類がありましたが、間に合いましたか?

そんな中、多くの企業が4月1日から新年度のため、春闘と合わせて3月中に三六協定を結び、労働基準監督署に届出されたことと思います。三六協定は結ぶだけではダメで、監督署に届けて初めて効力を発揮する労使協定の一つです。

三六協定って?

三六協定の見直しが騒がれていますが、労働者派遣においては、現在でもご注意いただきたい問題があります。
それは、

1.派遣労働者の時間外労働は派遣元の三六協定に縛られる
2.労働時間管理は派遣先の責任なので、時間外労働の制限を超えて働かせると派遣先が罰せられる

という見過ごされがちな問題です。

労務管理がしっかりしていない派遣会社では、三六協定の締結自体がなされていない可能性もあります。そうなると、派遣労働者を1時間でも残業させただけでアウトです。
これは勿論、労働基準法第32条違反(6ヶ月以下の懲役又は30万円以下の罰金)となりますが、三六協定の時間を超えて残業させた場合も32条違反です。
三六協定を結んで届出していれば、その限度時間までは32条等の労働時間規制を免れるだけなので、超えてしまうと違反になるわけです。

大きな会社様では、各現場の指揮命令者が派遣労働者の残業時間を管理するため、イントラネットに各派遣会社の三六協定を掲示してあるところもあります。

お早めに派遣元の新年度の三六協定を確認されることをお勧めします。


★参考までに、こちらもどうぞ
●労働者派遣法、政令?省令?指針?
http://www.trust-family.co.jp/wgs/blog/v/295/
●改正派遣法:義務?配慮義務?努力義務?
http://www.trust-family.co.jp/wgs/blog/v/298/



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